撮影（録音）についてのお話

撮影は色々なカメラ（スマホ）でも簡単にできますが、意外と難しいのが録音です。

私も昔は苦手でした。

撮影でいうとモニターに表示されたものが基本的にはそのまま撮れるわけですので、自分で判断しやすいですし、クライアントさんに確認してもらうこともできます。

では録音はどうでしょうか？

カメラで視覚的に表示されるのは、インジケータです。

この数値を確認しながら…またイヤホンで聞きながら録音するのですが、特に注意しなければいけないのが

イヤホンだけで確認して撮影（録音）

何故注意する必要があるのか…

実際に録音されいるデータの音声は小さいのだけれど

カメラ側の出力のボリューム次第で綺麗に録れている…と思ってしまいがちだからです。

音がきちんと録れていないとどうなるか？

インタビュー撮影できちんと録れてなかった場合…

考えると怖いですが、ソフトで音声を最適なレベルまであげます。その段階で、きっと声以外のノイズが大きくなってくると思いますのでさらにソフトでノイズ除去をします。

このノイズ除去のレベルによっては、肝心の音声が少しロボット的な感じになったりしますので、ノイズと音声のバランスを見ながら、ギリギリのラインを狙ってのノイズ除去。

これ以上の作業となると、音のプロフェッショナルの方にお願いしてみるというのも一つの手ではありますが、おそらく撮りなおしたほうが早いでしょう。

また、機械（カメラ）の操作以外の部分でも撮影環境によっては綺麗に撮る事が困難な場所もあります。

例えば、何も無い部屋

みなさん自分の部屋の家具を置く前を覚えていますか？小さな声でも思いのほか反響します。

このような場所で録音・撮影する場合は、当然マイクはそのままの音を拾いますので反響まで入ってしまいます。

例えば、街中や人が多い場所

これは最終的にどのような動画にするのかにもよりますが、人の音声だけを綺麗にとりたいと思った場合は、撮影場所を考える必要があります。

きっと自分で撮影などされている方は、カメラの性能向上により簡単に綺麗な撮影ができるようになった…けれど音がいまいち満足できない

そういう方もいらっしゃるのでは無いでしょうか？

もし録音を綺麗にしたいという方はこれらを試してみてください。

①録音機材の見直し

これは非常に重要です。もちろん値段が高いもののほうがその分性能が高いということにつながりやすいのですが、価格が安くとも性能が良いものがたくさんあります。

また、意外な落とし穴として、最初から壊れている…なんて事もあります。

現在はたくさんのyoutuberの方のレビューなどありますので、一度調べて評価の良いものを購入すると失敗が少ないと思います。

②機材の設定の見直し

私もこれは苦手ですが、機材の説明書をしっかり見直す。

録音一つについても、機材によっては様々な設定が可能なものがあります。

goproでいうと,ステレオやモノラルや他にも設定変更が可能だったと思います。

ご使用のマイクによっても、設定は変えるべきものものありますので、これは必ずやってみたほうが良いでしょう。

⓷撮影環境の見直し

ご自身がお住まいの家、または職場でも音が響く場所・響かない場所、または外部の音が入りやすい場所・そうでない場所などあると思います。

この中で実際に撮影・録音してみて一番きれいに録れる場所を選ぶ。

響く部屋や場所しか無い場合は、カメラに映らない範囲で、反響を抑える工夫をするなどが必要になります。

④最終奥義

詳しい人に聞く！

個人的には④がオススメです。笑

皆様も綺麗に録音したい場合は、各種の項目を見直すと

理想に近づく撮影になると思います。

※ちなみに私の機材はこちらのページの下のほうに記載しております。